Château La Maroquine シャトー・ラ・マロキーヌ
「シャトー・ラ・マロキーヌ」はボルドー最東部のラ・ロキーユ村に1970年に設立されたプティ・シャトーです。早2013年に「ECOCERT」の認証を取得するなど同地域におけるビオロジック栽培の草分けとして知られ、2000年以降、アントニー・グルネが醸造長を務めています。
南西地区のサン・ジュリアン・デイメ村に所在する「ドメーヌ・デュ・フゲイラ」は、古典文学の教師をしていたアニェス・ビオンが家業の畑を継承して2021年に設立したドメーヌで、設立当初よりナチュラルワイン造りに特化しています。
2023年、ふたりに幸福な出会いが訪れました。やがて、跡取りのいなかった「シャトー・ラ・マロキーヌ」をふたりで継承して醸造設備やラインナップを刷新し、アントニーを晴れて2社の醸造長とする新体制をスタートさせました。
「「シャトー・ラ・マロキーヌ」では、ボルドーの伝統を尊重しながら、ボルドーワインの時代を超えたエレガンスを現代的に再解釈し、新しい世代の消費者にとってより親しみやすく魅力的な形で届けることを目指しています。「ドメーヌ・デュ・フゲイラ」では、ナチュラルワインのシリーズを生産しています。自然と生命への深い愛情を体現する、まっすぐで、食事に寄り添うワインを造ることが私たちの目標です」。
「私たちの畑はいずれも、非常に豊かな生物多様性が確立されています。「シャトー・ラ・マロキーヌ」のラベルには、畑や周囲の森に生きる動植物を百科事典の図版のような趣で表現しました。「ドメーヌ・デュ・フゲイラ」のラベルには、私たちの愛馬でありマスコットでもあるヴィヴィが、この地ペリゴール地方のテロワールの多様性と豊かな文化を旅する物語を描きました」。
彼らの新しいラインナップは2026年2月の「WINE PARIS」で初公開されたのを皮切りに、フランスのレストランやビストロに続々とオンリストされ、また各国への輸出もはじまっています。
詳細情報
- 所在村
- Château La Maroquine : La Roquille / Domaine du Fougueyrat : Saint-Julien-d’Eymet
- 所有畑面積
- Château La Maroquine : 15ha / Domaine du Fougueyrat : 1.6ha
- 醸造家
- Anthony Grenet
- 趣味
- 乗馬、ラグビー、自然散策、家族と過ごす時間
- 継承年
- 2024年
- 栽培
- Château La Maroquine : 2010年よりビオロジック栽培(2013年に「ECOCERT」の認証取得)/
Domaine du Fougueyrat : 2021年よりビオロジック栽培(2024年に「ECOCERT」の認証取得)。馬による耕作を実施 - 醸造
- 天然酵母のみで発酵。100%除梗。ステンレスタンク、コンクリート製タンク、アンフォラ、樽を使用
- 販売先
- フランス国内60%(レストランとビストロ中心)、輸出40%(EU各国、アメリカ等)
- 掲載実績
- これからです
- Web
- https://www.domainedufougueyrat.com/chateau-la-maroquine
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シャトー・ラ・マロキーヌのラインナップ
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Fleur de Carotte
フルール・ド・キャロットAOC Bordeaux。セミヨン100%。ラ・ロキーユ村に1.2ha。粘土質・シルト質・砂質土壌。平均樹齢20年。収量は55hl/ha。コンクリート製タンクで発酵後、5ヶ月間熟成。SO2の使用は最小限。作品名の「Fleur de Carotte」は、春に畑に咲く「ニンジンの花」です。
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Fleur de Pissenlit
フルール・ド・ピサンリAOC Bordeaux。ソーヴィニヨン100%。ラ・ロキーユ村に1.8ha。粘土質・シルト質・砂質土壌。平均樹齢20年。収量は55hl/ha。コンクリート製タンクで発酵後、5ヶ月間熟成。SO2の使用は最小限。作品名の「Fleur de Pissenlit」は、春に畑に咲く「タンポポの花」です。
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Chouette Chevêche
シュエット・シュヴェシュAOC Bordeaux Supérieur。カベルネ・ソーヴィニヨン40%、メルロ40%、カベルネ・フラン20%。ラ・ロキーユ村とマルグロン村に合計5ha。粘土質・シルト質・砂質土壌。平均樹齢20年。収量は35hl/ha。ステンレスタンクとコンクリート製タンクで発酵後、9ヶ月間熟成。SO2の使用は最小限。作品名の「Chouette Chevêche」は、畑を取り囲む森に生息する「コキンメフクロウ」です。
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Domaine du Fougueyrat Vivi à Fleur de Roche
ドメーヌ・デュ・フゲイラ ヴィヴィ・ア・フルール・ド・ロッシュIGP Périgord。セミヨン100%。サン・ジュリアン・デイメ村に0.8ha。粘土石灰質土壌。平均樹齢20年。収量は55hl/ha。ステンレスタンクで3日間マセラシオン発酵させたオレンジワインです。その後5ヶ月間熟成。「白ワインと同じように気軽に楽しめるオレンジワインです。3日間の短期マセラシオンを実施することで、柑橘系の果実やローストフルーツの風味、そしてミネラルの塩味を際立たせています」。SO2は不使用。作品名の「Vivi à Fleur de Roche」は「ヴィヴィ、岩の花にて」という意味で、この作品のミネラル感からの連想で、シャトーのマスコットである牝馬のヴィヴィが、(有名なラスコー洞窟をはじめとして)この地に数多くある洞窟を探検する様子をラベルに表現しています。
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Domaine du Fougueyrat Vivi en Eté
ドメーヌ・デュ・フゲイラ ヴィヴィ・アン・エテIGP Périgord。セミヨン100%。サン・ジュリアン・デイメ村に0.8ha。粘土石灰質土壌。平均樹齢20年。収量は55hl/ha。ステンレスタンクで30日間マセラシオン発酵させたオレンジワインです。その後5ヶ月間熟成。「30日間の長期マセラオンを実施することで、フローラルな香りやリンゴやナッツの風味、そして豊かなコクのあるオレンジワインになります」。SO2は不使用。作品名の「Vivi en Eté」は「夏のヴィヴィ」という意味で、この作品の干し草のような風味からの連想で、シャトーのマスコットである牝馬のヴィヴィが、晩夏の麦畑で穏やかに休息する様子をラベルに表現しています。
