Liébart-Régnier リエバール・レニエ
「ヴァレ・ド・ラ・マルヌ」中央部のバリュー・スー・シャティヨン村に8世代続くぶどう栽培家で、1960年にRMを設立して自社ビン詰めを開始。1987年に現当主ローラン・リエバールが継承し、以降、奥さんのヴァレリーさんと2人の娘さんとともに家族で仲良く運営しています。
35区画からなる合計10.69ヘクタールの畑に、ピノ・ムニエ、ピノ・ノワール、シャルドネ、アルバンヌ、プティ・メリエ、ピノ・ブラン、ピノ・グリを栽培しています(2025年に8番目の品種に認定されたシャルドネ・ローズについても苗木が見つかり次第植樹予定)。早くから厳格なリュット・レゾネ栽培を実践し、2015年に「HVE(Haute Valeur Environnementale)」の最高段階「レベル3」、2018年に「Viticulture Durable en Champagne」の認証を取得。2020年にビオロジック栽培に転換し、2023年に「OCASIA」の認証を取得しています。また、生物多様性の確保に大変注力しており、休耕時も含めた草生栽培およびカバークロップの導入、コウモリの巣箱の設置、アグロフォレストリー(畑の周囲に植樹した樹木を管理しながら、その間で農作物を栽培することで生態系および生物多様性を維持しつつ、安定的に農作物を収穫する森林農法)などを実践しています。
「ヴァレ・ド・ラ・マルヌのシャンパンの真骨頂は、そのみずみずしさ、やわらかさ、穏やかさにあります。それは鑑賞用のためのシャンパンではなく、清流のように体と心を癒し、大切な人とのひとときを潤し、毎日の料理に寄り添うシャンパンです。したがって、醸造においては「造り込む」ことはせず、最小限の介入でミニマルに行うことを旨としています」。
2026年より、志を同じくするナチュラルワインの醸造家たちが世界的な潮流を築きつつある「RAW WINE」にも加盟しています。
詳細情報
- 所在村
- Baslieux-sous-Châtillon
- 所有畑面積
- 10.69ha
- 醸造家
- Laurent Liébart
- 趣味
- ワインと農業
- 継承年
- 1987年
- 栽培
- 実質ビオロジックの極めて厳格なリュット・レゾネ栽培を長年実践し、2015年に「HVE(Haute Valeur Environnementale)」の最高段階「レベル3」、2018年に「Viticulture Durable en Champagne」の認証取得。2020年にビオロジック栽培に転換。2023年に「OCASIA」の認証取得。馬による耕作、羊の放牧を実施
- 醸造
- 除梗しない。ステンレスタンクと樽による醸造。ドサージュにMCR(濃縮ぶどう果汁)を使用。「RAW WINE」に加盟
- 販売先
- 輸出90%(EU各国、アメリカ等)、フランス国10%(レストラン、ワインショップ等)
- 掲載実績
- 「Guide Hachette」、「La Revue du Vin de France」、「Le Point」、「Wine Enthusiast」等
- Web
- https://www.champagne-liebart-regnier.com/en/
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リエバール・レニエのラインナップ
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Les Sols Bruns
レ・ソル・ブランピノ・ムニエ60%、ピノ・ノワール20%、シャルドネ20%。バリュー・スー・シャティヨン村とヴォシエンヌ村に合計3ha。粘土石灰質・泥灰土質土壌。樹齢約25年。2011年から毎年注ぎ足しているソレラ式ヴァン・ド・レゼルヴが38%。ステンレスタンクで発酵後、18ヶ月間熟成。20ヶ月間ビン熟成。MCRによるドザージュは3.8g/l。作品名の「ル・ソル・ブラン」は「褐色の土」という意味で、
彼らの畑の土壌の色合いを表現したものです。 -
Blanc de Blanche
ブラン・ド・ブランシュシャルドネ100%。ヴォシエンヌ村に0.5ha。粘土石灰質土壌。ステンレスタンクで発酵後、20ヶ月間熟成。20ヶ月間ビン熟成。MCRによるドザージュは3.2g/l。作品名の「ブラン・ド・ブランシュ」は、「ブラン・ド・ブラン」と、「貧しき者の母」と呼ばれフランス国民から敬愛され続けているルイ8世の王妃「ブランシュ・ド・カスティーユ」をかけたものです。
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Excélia
エクセリアピノ・ノワール70%、シャルドネ30%。ヴォシエンヌ村に0.5ha。粘土石灰質土壌。ステンレスタンクで発酵後、18ヶ月間熟成。60ヶ月間ビン熟成。MCRによるドザージュは4g/l。作品名の「エクセリア」は「卓越性」の意味です。
