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Domaine de la Roche Bleue |
LOIRE Selection |
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「ジャニエールは、一世紀のうち3度、世界最高の白ワインとなる」(”食通の王”キュルノンスキー)
ロワール河本流(Loire)の北部に流れる支流のロワール川(Loir)沿い、時に「小ロワール」と呼ばれる地域にある3つのワイン産地のうちのひとつ、ジャニエール。総栽培面積が65ヘクタールしかなく、ワイン生産者も25人程度しかいないこともあってかあまり知られていませんが、早1937年にはAOCに認定され、「トゥール地区のサヴニエール」とも称される、傑出した白ワインの産地です。(尚、「Jasnières」は「ジャスニエール」と表記されることも多いですが、当社は現地の発音に従って「ジャニエール」と表記しております)。
「ドメーヌ・ド・ラ・ロッシュ・ブルー」は、醸造学校を卒業後、各生産者での栽培と醸造の修行を終えたセバスチャン・コルニールが、同地区のマルソン村に2007年に設立したドメーヌです。彼は即座に化学肥料と農薬の使用を中止して土壌改良に着手し、2010年に、完全ビオロジー栽培に移行しました。
尚、ドメーヌ名の「ラ・ロッシュ・ブルー」は「青い岩」と訳せますが、「ラ・ロッシュ」はセバスチャンの所有するジャニエールの代表的なリウ・ディ(区画)名、「ブルー」は、彼の修業先のひとつでもあった仏領レユニオン島の海(インド洋)の青色からとったものです。
「ジャニエールには石灰岩質やシレックス(火打石)の土壌が多く、土中は上質なミネラルの宝庫です。このミネラルをいかにワインに取り込み、ピュアな形で表現できるかということだけを、ずっと考えています」という彼の作品は、やがてフランスのトップソムリエ達も注目するようになり、今日では仏ミシュラン3つ星の「ラルページュ」や「ルドワイヤン」をはじめとする多数の高級レストランがオンリストしているのみならず、フランス大統領官邸「エリゼ宮」や、首相官邸「オテル・ド・マティニョン」の御用達ともなっています。
シュナン・ブラン100%。白ワインの世界に新たな奥行きを与える名作です。
所在村 |
Marçon |
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醸造家 |
Sébastien Cornille |
所有畑面積 |
7.5ha |
ドメーヌ継承年 |
2007年 |
栽培における特記事項 |
2010年から完全ビオロジー栽培(2013年ECOCERT認証取得予定) |
醸造における特記事項 |
収穫はすべて手摘み。除梗しない。天然酵母のみで発酵 |
販売先 |
フランス国内85%(首相官邸、仏ミシュラン3つ星「ラルページュ」「ルドワイヤン」、2つ星「ル・グラン・ヴフール」等約50軒のレストラン、約30軒のワインショップ、個人のワイン愛好家)、輸出15%(EU各国、仏領レユニオン島、アメリカ) |
掲載実績のある海外メディア |
「La Revue du Vin de France」、「Guide Hachette」等 |
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