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Le Grand Cros
ル・グラン・クロ

FRENCH SPARKLING Selection
OFFICIAL WEB :http://www.grandcros.fr/  

 ロゼワインの聖地、南仏プロヴァンスより、いわば「クレマン・ド・プロヴァンス・ロゼ」と呼べそうな、本格派のスパークリング・ロゼの登場です。
 2012年現在、プロヴァンスにはスパークリングワインのAOCは存在しませんが、「ヴァン・ムスー」を造る生産者はそれなりにいて、多くはプロヴァンス内外の南仏の生産者から調達したぶどうやワインを、密閉したタンク内で二次発酵させるシャルマ方式によって炭酸化し、「プロヴァンス産のスパークリングワイン」として販売しています。
 それはそれで面白いものもあるのですが、ご紹介する「ラ・メトレス」は、「AOCコート・ド・プロヴァンス」域内の自社畑のぶどうを100%使用し、シャンパーニュ方式によって瓶内二次発酵させた後、9ヵ月間以上の瓶熟成を経て誕生するものです。
 (冒頭で、実際には存在しない「クレマン・ド・プロヴァンス」に言及したのは、これら一連の製法が、ブルゴーニュやアルザスの「クレマン」の規定を満たしているためです。プロヴァンスでは「ありそうでないもの」で、実は、この夢のある「クレマン・ド・プロヴァンス・ロゼ」を誰かが造っているのではないかという仮説を持って、南仏ワインの見本市などでずっと探してきたのですが、4年目にしてようやく巡り会えました)。
 生産者の「ル・グラン・クロ」は、コート・ド・プロヴァンスの中心部カルヌール村に所在するドメーヌで、1989年に畑と醸造所を購入したフォルクネール家によって設立されました。2000年に、ボルドーで醸造学を修めた息子のジュリアンが継承。彼は、ボルドーで学んだ高度なキャノピー・マネジメントや密植栽培を自身の畑に大いに取り入れ、ぶどう樹の台木や苗木の大規模な植え替えを敢行するとともに、化学肥料や除草剤の使用を止めてリュット・レゾネ栽培を開始し、ぶどうのクオリティを大きく向上させました。また、醸造設備も刷新し、ステンレスタンクなどによる、清潔で、より正確な醸造が可能になりました。
 「僕は、シャンパンが大好きです(笑)。ボルドーにいた頃から、将来ドメーヌを継いだら絶対この商品を造ろうと思っていました。シャルマ方式とシャンパーニュ方式では、泡のきめ細かさ、味わいの深さ、余韻の長さなど、次元がまったく異なります。最初はプロヴァンスの主要品種だけで造ろうかと考えましたが、せっかくなら最高に美味しいものを造りたいと思い、シャルドネをブレンドする誘惑に勝てませんでした(笑)」(ジュリアン・フォルクネール)。
 年間生産本数は、わずか5000本のみです。
 スタイリッシュなパッケージは、本職の画家であるお母さんがデザインしたもの。キュヴェ名の「ラ・メトレス」(愛人)といい、フランス的なエスプリに溢れる一家の作品です。

TECHNICAL NOTES

所在村
Carnoules
醸造家
Julian Faulkner
所有畑面積
24ha
ドメーヌ継承年
2000年
栽培における特記事項
リュット・レゾネ栽培の実践団体「Terra Vitis」に加盟。化学肥料と除草剤は一切使用しない
醸造における特記事項
除梗しない。ステンレスタンクによる清潔な醸造。ドザージュにMCR(濃縮ぶどう果汁)を使用
販売先
輸出60%(イギリス、EU諸国、アメリカ等)、フランス国内40%(個人のワイン愛好家とレストラン)
掲載実績のある海外メディア
「Guide Hachette」、「Guide des Vins de Provence」等

PRODUCTS

La Maîtresse Rosé Brut
ラ・メトレス ロゼ ブリュット

Vin Mousseux de Qualité。グルナッシュ65%、シラー25%、シャルドネ10%。標高160~200mの南向き斜面畑で、石灰岩質・粘土石灰質土壌。樹齢10年以上。シャンパーニュ方式によるスパークリング・ロゼで、ベースとなるロゼワインは、直接圧搾法によるグルナッシュとシラーにシャルドネをブレンドして造ります。9ヵ月間以上のビン熟成。ドザージュはMCR(濃縮ぶどう果汁)で8g/l。年間5000本程度しか造られない限定生産作品です。

La Maîtresse Rosé Brut - ラ・メトレス ロゼ ブリュット

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