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Parés Baltà |
PENEDES (CAVA) Selection |
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| OFFICIAL WEB :http://www.paresbalta.com/ |


ここ数年、無農薬栽培を行う生産者が増えてきて注目を集めているのはご存知の通りですが、このワイナリーは1790年の創業以来200年以上にわたって完全無農薬栽培によるカバ造りを続けている、オーガニック・カヴァの大御所です。
一貫した家族経営で、現在は30代半ばのジョアンとジョセップの兄弟が中心となり、壮健な父と祖父とともに家族3代で運営しています。醸造を担当しているのは彼ら兄弟それぞれの奥さん、マルタとマリア・エレーナの女性チーム。2人とも醸造大学を卒業後、ヨーロッパ各国やアメリカ、オーストラリアで醸造の修行を積んだ実力派。スペインではまだとても珍しい、バリバリの女性醸造家達です。家族に代々大切に受け継がれた無農薬畑と、清潔極まる近代的醸造設備、そして、女性醸造家ゆえの研ぎ澄まされた感性と上質・本物志向。
シャルドネ100%で造るこのワイナリーの最高キュヴェ「クヴェ・デ・カロル」は、スペイン国王フアン・カルロス一世の妻ソフィア王妃が愛飲しており、マドリードの多数の高級レストランで決まって注文しているそうです。
しかし私たちはまず、圧倒的なコストパフォーマンスを誇るこのワイナリーのスタンダード・ブルットをご紹介します。


所在村 |
Pacs del Penedès (Alto Penedès 南西部) |
|---|---|
醸造家 |
Marta Casas Jorba (左)、Maria Elena Jimenez (右) |
所有畑面積 |
172ha |
ドメーヌ継承年 |
1790年 |
栽培における特記事項 |
最高750メートルというカヴァ生産地の中でもとりわけ高い標高。1790年から完全無農薬栽培で、2004年にCCPAE認証。自社で約1000頭のヤギや羊を飼っており、収穫の約1ヵ月後に畑に放牧してフンを肥料にしたり(写真)、畑の周囲に養蜂箱を置いて養蜂による受粉促進を行ったりと自然環境に配慮した栽培を実践。グリーンハーヴェストによる徹底した低収量。 |
醸造における特記事項 |
ステンレスタンクで発酵。 |
販売先 |
70%がスペイン国内で、高級レストラン及びホテル(ミシュラン3つ星レストラン「サン・パウ」「アルサック」、2つ星「アローラ」、5つ星ホテル「リッツ」「アーツ・リッツカールトン」「ハイアット・ビラマンガ」等多数)のみに販売。30%が輸出で、スイス、ドイツ、アメリカ、カナダを中心に18カ国に輸出 |
掲載実績のある海外メディア |
「Guía Peñín」、「Wine Advocate」、「International Wine Cellar」、「Decanter」 等多数 |


パレリャーダ58%、マカベオ25%、チャレッロ17%。樹齢は約30~45年でカヴァでは希少なVV。現在販売中のものは、2006年産のぶどう100%。18ヶ月以上瓶熟成。ドザージュは8.2g/l。メインセパージュのパレリャーダは標高616mというカヴァ最高地の一画で栽培され、冷涼気候でじっくりと保たれた美しい酸は目を見張るものがあります。また、マカベオの畑の一画「エル・プジョル」は、「1+1=3」の名畑のすぐそばにあります。「私たちのカヴァは無農薬栽培によって根が地中深くまで伸びており、土中のミネラルやうまみ成分がたっぷりと含まれています」。パレリャーダの比率が高いこともあり、口当たりは爽快でエレガント。完熟したリンゴや新鮮なグレープフルーツを思わせます。その後、ぎっしりとした果実のうまみが口の中に満ちあふれてきます。上品で心地よい余韻。何杯でも飲めてしまいます。マドリードのホテル・リッツのオフィシャル・カヴァにも指定されています。


チャレッロ54%、マカベオ34%、パレリャーダ14%。樹齢35年~65年のVV。現在販売中のものは、2006年産のぶどう100%。ドザージュ・ゼロのノンドゼ。24ヶ月以上瓶熟成。チャレッロ主体のため、非常にコクのある味わいです。マドリードのホテル・リッツのオフィシャル・カヴァにも指定されています。


ピノ・ノワール100%。樹齢7年。現在販売中のものは、2004年産のぶどう100%。このピノ・ノワールは標高690mというカヴァ最高地の一画で栽培され、冷涼気候でじっくりと保たれた美しい酸は目を見張るものがあります。ドザージュは2.1g/l。18ヶ月以上瓶熟成。ピノ・ノワールの美点を堪能できる味わい深いロゼです。


シャルドネ60%、ピノ・ノワール40%のシャンパーニュ・ブレンド。標高670~690mの高地畑で平均樹齢20年。現在販売中のものは、2006年産のぶどう100%。26ヶ月以上瓶熟成。シャルドネはステンレスタンクでの醸造で、美しい酸を生かすためマロ発酵をしません。ピノ・ノワールは新樽のフレンチオークで発酵後、2ヶ月間シュール・リー熟成。ドザージュは1.8g/l。「ブランカ・クジーネ」はオーナーの娘さんの名前です。白桃やココナッツ、ローストされたアーモンドを思わせる鮮やかなアロマ。果実味と酸とのバランスが非常によく、深いコクのある味わいです。生産量が少なく、本国スペインでは多数の顧客がウェイティング・リストに登録されています。


シャルドネ100%。標高670mの高地畑で平均樹齢30年。現在販売中のものは、2004年産のぶどう100%。新樽のフレンチオークによる発酵とシュール・リー熟成。ドザージュは0.29g/lと極小。30ヶ月以上の瓶熟成。スペインのソフィア国王妃も愛飲する、現代カヴァの最高峰です。


パレリャーダ47%、チャレッロ30.5%、マカベオ22.5%という「カヴァ・ブレンド」の白ワイン。この地方ではとても珍しい、樹齢35~40年のVV。もちろんすべて無農薬栽培です。ステンレスタンクのみで醸造。「カヴァ・ブレンドの白ワインは当地でもかなり珍しいのですが、なかでもパレリャーダが主体のブレンドは、栽培が難しいこともあってほとんど存在しません。当社のパレリャーダは、標高750mというペネデス地方で最も標高の高い石灰質の畑(「ラ・クレウ・デル・スバル」)で栽培しており、この品種の持つフローラルな香りが非常に印象的な形で表現されます。また、収穫も果実が完熟する10月を待って行っており、果実の甘みがより凝縮したワインになるようにデザインされております」。(輸出担当者としてこのワイナリーに勤務し、一生懸命頑張っている真由さんより)


無農薬栽培されたカベルネ・ソーヴィニヨン79%、ガルナッチャ21%。平均樹齢はカベルネが30年でガルナッチャが25年と、この地域ではかなり古め。2~4回使用のフレンチオークで7ヶ月間熟成したクリアンサ。「アルコール度数は13.5度で、温暖化の影響でアルコール度が上がりつつある現在、ペネデス産赤ワインで13.5度はかなり珍しくなってきています。カベルネ・ソーヴィニヨンは、濃すぎず、口当たりの柔らかいスタイルを目指しています。ガルナッチャは伝統的に栽培されてきた品種であることもあって、当社がもっとも情熱を注いでいる品種のひとつです。この品種からは、ふくよかなアロマが得られます」(真由さん)。とてもバランスがよく、素直に美味しく飲めるワインです。


"パレリャーダ100%。ほのかな半甘口白ワインです。この地方ではとても珍しい、平均樹齢45~50年のVVより。もちろんすべて無農薬栽培です。ステンレスタンクのみで醸造。「恋する二人の甘い気持ちをイメージした、優しい甘さの白ワインです。パレリャーダ100%のワインは、栽培が難しいこともあってほとんど存在しません。当社のパレリャーダは、標高750mというペネデス地方で最も標高の高い石灰質の畑(「ラ・クレウ・デル・スバル」)で栽培しています。標高250mの他の区画に比べて、夏場の朝夕は5度近く気温が低くなります。この温度差が重要で、1度違うだけでも収穫時期が1週間以上違ってきます。また、標高700m以上では、夏場の午後、地中海から冷涼な潮風が吹き上がってきます。そのため、生い茂る葉の間にも風が吹き込んで果実を冷やし、健康な状態に保ってくれます。収穫の時期は10月第1週で、この地区にしては非常に遅いのが特徴です。収穫後、一番搾りのモスト(果汁)のみを発酵タンクに入れます。16度の低温に保ちながら3週間ほどかけてゆっくり発酵させ、ワインメーカーがイメージする甘さに達した時点で(ヴィンテージ2009は残糖濃度27g/l)、ワインから酵母、澱を取り除き(通常はワインだけを別のタンクに移します)、ワインの温度を下げて、ワイン内に溶け込んでいる酵母の活動を完全に停止させます。こうして、アルコールや糖を新たに加えることなく、ほのかな甘さの白ワインができます」(真由さん)。


無農薬栽培されたチャレッロ100%の辛口白ワインです。平均樹齢40年のVVより。ステンレスタンクのみで醸造。「チャレッロは、カヴァに骨格やボディーを与える品種としてよく知られています。最近はレスベルトールと呼ばれるポリフェノールの仲間の抗酸化成分が多く含まれることも発見され、長期熟成にも耐える白ブドウの品種として注目を浴びています。カタルーニャ州以外ではほとんど栽培されておらず、カタルーニャを代表する白ぶどうの品種として、現在でも大切にされています。カルカリは樽を一切使用せず、土壌の持つミネラル感そしてボディーと果実味のバランスといった品種の特徴を、最大限に表現しました。洋ナシを思わせるトロピカルフルーツの香りや、地中海を代表するローズマリーやタイムといったハーブ系の香りをお楽しみいただけます。ボディがしっかりしており、クリーミーなコクのあるワインです。現地では、生ガキや生食用のアサリ、ナバハスと呼ばれる細長い貝、エビやカニ、シャコをゆでたものなどの甲殻類と一緒に楽しまれることが多いようです」(真由さん)

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